大事なことは特撮から教わった

仮面ライダーとスーパー戦隊と牙狼が好きなオッサンのブログです

『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』感想

レッツ、ゴーオン!

こんばんは、ろけねおです。

 

『炎神戦隊ゴーオンジャー』はあんまり好きじゃなかったのですが、つい気になってみてしまいました。

10年ぶりの再集結シリーズなのですが、上の画像でも分かります通り、黄色の人が不自然な位置にいますね。これは一体何のなのか、どう処理されているのか、気になったのです。

やっていることはキングスマン

何度か書いていますが、特撮ヒーローでは悪者がしっかり悪者でないと、盛り上がりません。今回の悪者はしっかりと悪いので、楽しくなります。

 

今回の悪者はケガレシアたちが集めてきた電子ゴミ(たぶんダメになったパソコン)から生まれたノイーズン。ノイーズンは防衛大臣・野泉進一郎となります。大臣の権限で日本に鎖国バリアを張って異世界からの侵略者が、おいそれとヒューマンワールドに入ってこれないようにしました。これで平和になったわけですが、ゴーオンジャーと炎神の繋がりも絶つことになり、ゴーオンジャーの武器を無力化します。

 

さらにNチップというスマホの代わりになるようなものを国民に配ります。手の甲に貼って使います。無料で便利なので、一気にNチップが国民に広がります。

 

ところがNチップ、鎖国バリアを張った塔から電波?を飛ばすと、Nチップを貼ったひとをノイーズンの言うがままの野泉チルドレンに変えてしまうのです。ヒューマンワールドは一気位にノーイズン・ワールド?と変えてしまうという恐ろしいチップなのです。

 

これを観て、僕は『キングスマン』を思い出しました。

この映画に出てくる悪役のヴァレンタインもSIMカードをタダで配って、世界中の人がタダで電話やネットが楽しめるようになります。でも、そのSIMカードに信号送ると、そのSIMカードが入っている携帯を持っている人は急に周りの人間を殺そうとしだします。そこらじゅう、みんなその携帯を使ってますから、お互い殺し合いを始めてしまいます。これによって地球の環境に悪い人間の数を減らそうとするわけです。

 

つまり、『キングスマン』も『ゴーオンジャー』も悪者がやっていることがほぼ同じなのです。

 

我々は『キングスマン』や『ゴーオンジャー』を観て、そんな便利なものが無料で貰えるのはなんかおかしいと思ったほうが良いよ、という教訓を得ることが出来るのです。素晴らしい。でも、「無料」という言葉の力に屈し続けていますが・・・。

 

大作映画クラスの大悪党が『ゴーオンジャー』に出てきたのですから、当然、物語は盛り上がるのでした。

黄色の人

ゴーオンイエローは結局、ゴーオンジャーのジャケットを着ることはなく、変身ポーズもとらず(変身はしましたが)終いでした。

 

10年経ってもゴーオンジャーの一員である姿をきっとゴーオンジャーファンは観たいはずでしょうが、それが観られないというのは実に寂しいことなんじゃないかと思います。

 

僕はそこまで思い入れがありませんし、ストーリー的にも無理なく黄色の子が離脱していたので、そんなには気になりませんでした。

 

しかも、黄色の子が変身できないのを良いことに、ケガレシアこと及川奈央さんがケガイエローに変身しました。

natalie.mu

そして、及川さんのボインまで再現するというスタッフの気合の入れように、感動しました。これを観たちびっこの中には、ケガイエローで性に目覚めた子もいたかもしれません。

 

すでに決着がついた敵であるケガレシアをわざわざ出す理由がここにありました。

 

黄色の子もグラビアをやってたりして、素晴らしいボディーの持ち主であることを知っていますが、及川さんのお色気には到底叶いません。しかも、10年ぶりに観た黄色の子は、随分歳を取っちゃったな、なんか疲れた顔してるな〜と思えてしまったのです。

そこにきてのケガイエローですから、テンションMAXでした。そのまま必殺技を繰り出すまでケガイエローが活躍して欲しかったんですが、さすがにそれはありませんでした。

 

それにしても10年経過しているのに、及川さん、凄いですな。プロです。

銀色の人

僕が『ゴーオンジャー』をリアルタイムで視聴し続けたのは、ゴーオンシルバーがいたからです。いや、ゴーオンシルバーこと須塔美羽を演じた杉本有美さんがいたからです。

ゴーオンシルバーのキャッチフレーズが「キラキラ世界」というアホなものでしたが、それがしっくりくるぐらい、美羽はキラキラしておりました。

 

当時はムチャクチャかわいいやん!と、こんな子がゴーオンジャーなんかに変身してもええのん?と思いながら観てました。美羽(と及川さん)を観るために『ゴーオンジャー』を観ていたので、どんなストーリーだったかも全然覚えてなくて、これを観ながら「ああ、そうだった、そうだった」となってました。

 

ところが10年の月日は、そんなキラキラしたものを奪い去ってしまったようでした。

 

確かにほぼほぼ変わりなく美しいのですが、どうにもくすんだ感じがず〜っとありました。何か違うぞ、何が違うんだ?と失われたものが何なのかを必死に探し回りました。

 

それは年相応の美しさに発展していないことからくる物足りなさだったのです。

 

美人顔ですから、大人っぽく見えていたので、10年前と観た感じが変わらないのでしょう。でも、お幾つになられたのかはわかりませんが、10年経っても若い子が背伸びして大人の女になろうとしている感が出ていたように感じてしまいました。

 

違う。もう充分大人なのです。大人の美羽が僕は観たかったんだと思いますが、キャラの成長もビタッと10年前で止まっていたのです。それはゴーオンジャー全員に言えることなんですが、ね。

 

これが、僕にとっては盛り上がりに欠けたところでした。

 

他のスーパー戦隊の10周年記念作品も観ましたが、10年を重ねたからこその味わいがありましたが、もちろん僕が『ゴーオンジャー』に対する思い入れが薄いというのもあるんでしょうけど、その10年熟成の味が感じられませんでした。

 

それを一番感じたのは、奇しくも『ゴーオンジャー』で一番見ていた美羽だったのです。

 

ただ、あえて10年経っても変わらないことを見せに来たのかも知れませんから、それは僕の求めるものと杉本さんが見せようとしたものがズレていただけかも知れません。

 

そんなに好きではなかった『ゴーオンジャー』でしたが、この作品はしっかり楽しめました。

 

それではまた。

See you next time!


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