大事なことは特撮から教わった

仮面ライダーとスーパー戦隊と牙狼が好きなオッサンのブログです

『仮面ライダーウィザード』感想

変〜身!

こんばんは、ろけねおです!

 

こちらは兄弟ブログ『全てはプロレスである!』にて2017年10月11日に書いたものを加筆し、修正を加えたものです。宜しくお願い致します。

 

『仮面ライダーウィザード』すでにリアルタイムで全話鑑賞しているのですが、

また見直しました。結果としてやっぱり仮面ライダービースト↓は最高でした。

死んだ娘を蘇らせようとする科学者の話

この『仮面ライダーウィザード』をどういう話か、ごくカンタンに説明します。

 

天才科学者・笛木奏が、いかなる犠牲を払ってでも、誰に迷惑をかけても、不治の病で亡くなってしまった娘を蘇らせようとする話です。その犠牲者の1人が仮面ライダーウィザードに変身することになってしまった操真晴人という若者であり、その諸々の市井の人々なのです。

 

つまり、笛木がムチャをしなければ何も起こらなかったのです。娘さんが病気ではなく、事故や理不尽な殺され方をしたとかいうのなら、少しは笛木の気持ちもわからなくもないけど、病気ですからお気の毒だけど仕方がないので、他人の命を奪ってまで、どうにか娘を蘇らせたいというのは、ヒドい話です。同情できません。

 

多くの犠牲の末、笛木の娘、コヨミは見事生き返ったわけですが、不完全でした。コヨミ復活の儀式で魔法使いになった晴人の魔法の力を分け与えないと生命が維持できないのです。

 

これでは生き返ったと言えないので、笛木は完全に生き返らせるためにさらにムチャをするのです。そして、晴人は笛木のムチャを阻止しつつも、コヨミが普通に生きていけるようになるにはどうしたものか、その方法を探しながら奮闘するのです。だってコヨミちゃんはかわいいのです。そうなるよね。

最終的には多くの犠牲の上に成り立つ復活をコヨミが望まなかったのですが、その間にあまりに多くの人がなくなってしまい、何とも迷惑なオッサン(笛木)だったな〜と思わせる話です。

欠陥だらけだが前向きなビースト

この物語では、人は希望を失い、絶望しそうになると体の中にモンスター(これをファントムと呼びます)が生まれます。ファントムは希望を食って成長して、希望を食い尽くし絶望すると孵化するのです。それは人が卵で、ファントムが卵の中身みたいな感じで、絶望すると人はひび割れて、人を突き破ってファントムが出てきます。

 

しかしまれに、ファントムが生まれても、希望を食い尽くされずに踏ん張って、ファントムを押さえ込める人がいます。そういう人が仮面ライダー(ここでは「魔法使い」と同じ意味)になれるのです。

 

ファントムは仲間がほしいので、人を絶望させようとします。それを阻止するのが仮面ライダーウィザードなわけです。

 

そんな中、二人目の仮面ライダーとして登場するのが「仮面ライダービースト」です。ビーストに変身する仁藤攻介は考古学を学ぶ学生で、旅先の遺跡でいにしえの魔法使いのベルトを発掘します。そこで不意にそのベルトを装着してしまい、その中に眠っていたキマイラ(最初の画像でビーストがまたがっているライオンみたいなのがキマイラです)というファントムの餌になるか、契約して飼い主になるかを迫られます。

 

飼い主になるというのは、仮面ライダービーストになってファントムを倒して、それを餌としてキマイラに与えないといけないということです。で、キマイラはお腹がすき過ぎると仁藤を食べてしまうのです。だから、仁藤はせっせとファントムを倒さなければなりません。常に腹ペコ状態なのです。

 

ウィザードが仮面ライダーでいることには何のリスクもないし、別にムリに戦う必要もないのに対して、ビーストは戦い続けないと自分がキマイラに食べられてしまうリスクを背負っているのです。

 

どうにも主人公のウィザードのほうがぬるま湯につかっているように見えて、ついついビーストのほうを応援してしまうのです。

 

しかもそういう悲惨な状況にありながら、仁藤は「ピンチはチャンス」と言いながら、むしろその状況を前向きに楽しんでいるように見えるのです。どんなにキツい状況でもいつもニコニコ。これが実にカッコいいのです。

これはビーストの専用の武器でダイスサーベルというのですが、その名の通りグリップのちょっと上にサイコロがついてます。もちろんこれを振り回して攻撃もできるのですが、サイコロを回して魔法の指輪(近くにある赤いのがそれです)を差し込むことで魔法による攻撃が出来ますが、その威力はサイコロの出目で決まります。

 

1ならすんごく弱い攻撃、6ならそこそこ強い攻撃です。

 

ホイホイ魔法攻撃が出来てしまう上に魔法の指輪もたっぷり持ってて、ビーストの持ってる指輪まで使えてしまう万能なウィザードに比べて、戦うことにもハンデがあるビースト。

 

ウィザードに比べると欠陥の多い魔法使いですが、一切ネガティブにならず常に前向きに戦い続けるビーストを、応援するしかなくなってしまうのです。

スピンオフなしは残念だ

そんなビーストも最後はキマイラに気に入られて、契約解除で開放されて普通の学生に戻ってしまいます。よって以降ビーストは存在しなくなってしまいました。

 

だからなのか、単に人気がなかっただけなのか、仮面ライダービーストを主人公にしたスピンオフは作られませんでした。実に残念です。近年、『仮面ライダーエグゼイド』が山のようにスピンオフが作られているのを観ると、ビーストで一本くらい作っても良いじゃないか!と憤ります。

 

追記:その希望は『仮面ライダージオウ』のウィザード編でビーストだけ出てくるということで叶ったような気がしてます。 

 

それに近頃アッチコッチで見かけるし話題のCMにも登場している

戸塚純貴くんだってこの『仮面ライダーウィザード』に出ているんだから、今からでも遅くないスピンオフを作りましょうよ。戸塚くんは『ウィザード』でもいい味出してます。

 

僕的には結構好きな仮面ライダーだけど、どうも世間的にはあんまりウケてないみたいで残念です。おもしろいのでぜひ観てください。

 

それではまた。

See you Next time!


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