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『仮面ライダーゼロワン』第12話「アノ名探偵がやってきた」と第13話「ワタシの仕事は社長秘書」感想

変身!

こんばんは、ろけねおです。

 

ついに2週遅れの感想となってしまいました。何とか週に1度くらいは更新しようとしてきたのですが、出来ませんでした。申し訳ございません。

 

今回は12話とセットで感想を書くほうが良かったと思える第13話でした。言い訳ですが。展開が早すぎて、12話と13話をもう一度見直して書いています。

新フォームがすぐ負けるという斬新さ

12話から登場したゼロワンの新フォームシャインニングホッパーですが、

仮面ライダーゼロワン・シャインニングホッパー

出典:仮面ライダーゼロワン公式サイト

ドードーマギアの学習能力の高さの前にカンタンに負けてしまいました。

 

これはかなり斬新な演出で驚きました。結局、衛生ゼアが計算ミスをおかすほどの或人の成長スピードの速さが原因だったわけですが、新フォームというのは敵を圧倒するのが平成の世では当たり前の出来事だったので、ここに「ああ、令和だったわ、今」と思わずには居られませんでした。

 

変身プロセスをゆっくり見られるのは一番最初の変身だけなんですが、初戦負けたときと、改良を加えられてから再び変身したときとが若干違う形で表現されていたのは、スゴく贅沢な気がしました。

 

一旦ボコボコにされてしまった或人でしたが、

飛電或人

出典:仮面ライダーゼロワン公式サイト

伸びしろだけはちょっとしたもんなんだよ、と根拠のない自信で以てドードーマギアに立ち向かっていく姿は、自信なんてものは裏付けがなくったって良いんだ、自分は絶対にやれる、負けない、乗り越えられると自分を信じてやることが大事なのだと、ちびっ子のみならず、オッサンにまで勇気をくれるシーンでした。

 

そして事実、伸びしろがデカ過ぎたのだから、カッコいいです。

 

人として、経営者として、ライダーとして未熟な或人が闘いを重ねることで成長する姿を楽しむ物語であることを再認識しました。

ワズはイズの過去形

ワズが出てきた時は、滅亡迅雷による罠で、どこかで裏切るはずだと思っていたました。

ワズ・ナゾトーク

出典:仮面ライダーゼロワン公式サイト

イズが持ってきたシャイニングホッパーのプログライズキーではなく、マンモスのプログライズキーを或人に勧めたのもきっと何か裏があると、信用ならんヒューマギアだと思っていました。

 

ところが違いました。ワズは先代の社長からの命令で、或人を守るためにやってきた(どこからともなくやってきたわけではないですが・・・)正真正銘の正しき、飛電のヒューマギアでした。

飛電是之助とワズ・ナゾトーク

出典:仮面ライダーゼロワン公式サイト

ワズの風貌からインチキ臭いと思ってしまった自分の見抜けなさが恥ずかしくなりました。

 

マンモスを差し出したのもシンギュラリティに到達して勘が働くところまで進化しただけのことでした。確信はないけども、シャイニングホッパーがなんかダメそうと思っていただけで、実際ダメでした。

 

勘が働くところまで行くまでには一体どれだけの経験を積んできたのでしょう。先代の社長の役に立ちたいという思いもまた学びに拍車をかけ、先代の期待以上に優秀なヒューマギアだったのではないでしょうか。

 

先代はワズを「友よ」と呼びました。或人と同じく先代はヒューマギアの可能性を信じ切っていて、ワズは見事にそれに答えてきたのです。

 

そして、最後は現社長の秘書であるイズに社長のお役に立つということはどういうことなのかを伝えて息絶えた(ヒューマギアなので電源が落ちたが正解なのですが)のです。

 

ワズ(was)という名前もイズ(is)の過去形です。そもそも似てもないのに、何が兄妹なのか、と思っていたましたが、名前がその証拠でした。

 

ワズが来たるべき日に備えて眠り(パソコンで言うところのまさにスリープ状態)につくときには既に新型ヒューマギアのイズがそばにありました。イズが自分の身を捧げて、シャイニングホッパーのプログライズキーを完成させようとした時、

現在の社長を支えるのはイズである、ワズがお役に立つのは過去のことである、と言わんばかりにワズが身を捧げました。いくら優秀なヒューマギアであっても先代が現社長を支えるのはイズであるとした以上は、ワズはそれを守るのです

 

泣けました。もっと早く「お兄様」と呼んであげて欲しかった。

 

きっと今後もシャイニングホッパーとして、ワズは或人を助けることでしょう。或人の力になることが先代の命令というのもあるでしょうが、大好きだった先代の望むことを叶えたいという命令ではない、自分で選択した道なのです。自分で道を選ぶことができるようになるのがシンギュラリティなんでしょうね。

人間とヒューマギアを分け隔てるものはなんだ?

もう既に14話を観ている皆さんは、 どうやってシンギュラリティに到達したヒューマギアの位置を滅亡迅雷が知り得ていたのかをご存知でしょうが、13話の時点ではわかってませんでした。

 

ここまでシンギュラリティに到達したヒューマギアは、滅亡迅雷によってマギアにされてしまい、ゼロワンないしA.I.M.S.のライダーによって破壊されています。よってヒューマギアの進化はそのまま、ヒューマギアの最期に直結してしまうのです。

祭田ゼット5号

出典:仮面ライダーゼロワン公式サイト

祭田ゼット5号はシンギュラリティに到達しなかったので、その居場所を滅亡迅雷に発見されなかったのでしょうね。

 

そして、マギアにされなかったのワズもまた、シンギュラリティに到達していたからなのか、イズの代わりに壊れてしまいました。

 

敵にならなかったヒューマギアですら、シンギュラリティに到達しているとその存在が消えるのです。つまり、イズもまたいずれはシンギュラリティに到達してしまうでしょう。その時がイズの最期になるんじゃないかと考えると、もうボチボチ或人と現場に出向いて様々なことを吸収するのは止めてほしいような気がします。

 

秘書のロボットなんて、壊れたらまた新しいの用意すればいいというものなのかも知れませんが、優れた人工知能のおかげで、顔貌は同じであっても全く同じ個体にはなりません。イズは唯一のイズなのです。

 

思えば、ヒューマギアにはAIが搭載されているので、ドンドン人間に近づいていくことでしょうが、AIがついていないただの物にだって、接する時間が長くなれば長くなるほどに、愛着が湧いてきて、壊れたから同じものを新たに購入しても、全く同じという気にはなりません。

 

時々、このヌイグルミを抱いてないとよく眠られないというような人がいますが、これがまさにそうです。使い込まれて汚くなっているからこそ落ち着くということがあります。

 

ヒューマギアは学びます。人間とともに暮らすことでドンドン人間に近づいていきます。物ですら壊れて使えなくなったら、捨てるのが忍びなくなるのに、感情まで芽生えてしまうヒューマギアが壊れるというのは、もうほとんど「死」です。

 

そうなると、人間とヒューマギアを分け隔てるものとは何なんだろう?と思えてきます。

 

ヒューマギアを支配する権限を持っている人間に対して、自由になりたいと考えるヒューマギアが出てくるのも理解できるように思えて、滅亡迅雷が人間を滅亡させようとなるのもわからなくもない、という気持ちになってきます。

 

どっちにも一理あるとわかると、仮面ライダーが絶対の正義と思えなくなってしまい、楽しめなくなるんじゃないかとちょっと不安になってきました。

 

最後はヒューマギアが悪いのではなく、やっぱり悪い人がヒューマギアを使って悪事を働いていたという展開になることを祈っています。

 

それではまた。

See you next time!


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